【フローラS】エアグルーヴの血を持つ馬が中心

2020年04月25日(土) 18:00 35

「トニービン伝説」の遺伝子が目覚める

 最近10年の「日本ダービー」では、3着以内に好走した30頭中「20頭」を、直前に皐月賞に出走した馬が占める。残りの10頭は、青葉賞、京都新聞杯…などに分かれる。

 一方、牝馬の「オークス」でも、直前レースは第1冠の桜花賞だった馬が「16頭」を占めるが、1600m→2400mの変化が大きいので、男馬より2冠の結びつきは強力ではない。

 その他の路線は思われるより限られる。3着以内に好走した30頭のうち「9頭」が、距離2000mのこのフローラS組になる。

 2010年に同着で勝ったサンテミリオンなど、フローラS組の本番での人気は「5、8、8、9、5、1、2、5、6」番人気であり、近年のオークスはあまり波乱にならないが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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