2020年05月28日(木) 18:02
▲サリオスで自身2度目の日本ダービー騎乗となるレーン騎手(C)netkeiba.com
昨年はGI3勝を含む重賞7勝を挙げ、トータル38勝をマークしたD.レーン騎手。今年もわずか1カ月半で早くも26勝(5月25日現在)を挙げ、短期騎手免許の延長(7月21日まで)も先日発表されました。
来日初週の皐月賞でコンビを組んだサリオスと共に、自身2度目となる日本ダービーへ。その皐月賞ではコントレイルの強烈な末脚に屈し、わずかに半馬身及ばず2着。ダービー初騎乗となった昨年はサートゥルナーリアとのコンビで臨むも4着でした。
昨年のリベンジを含め、皐月賞からの巻き返しへの意気込み、さらにはファンに衝撃を与えた“レーン旋風”についてもご本人に直撃しました。
(構成=不破由妃子)
※このインタビューは通訳のアダム・ハリガン氏を介し、メールを通じて行っております。
──前走の皐月賞は、残り200mからコントレイルとの一騎討ち。わずかに半馬身ほど及びませんでしたが、改めてレースを振り返って。
レーン 稍重でしたが、サリオス自身の走りに影響はありませんでしたし、自分のなかでは納得のいくレースができました。2着という結果は残念でしたが、あのレースに関してはサリオスより強い馬が1頭いたということ。それでもポテンシャルの高さは十分示すことができたと思っています。
▲皐月賞は2着「ポテンシャルの高さは十分示すことができた」(提供:PRC)
──新馬戦以来、10カ月半ぶりの騎乗となりましたが、当時との変化は?
レーン 当時からポテンシャルの高さは十分感じていましたが、格段に成長していましたね。しかも、まだまだ良くなりそうです。
▲サリオスは世代初週の新馬戦をレーン騎手と共に勝利している(撮影:下野雄規)
──昨年初めて騎乗したダービーは、1番人気サートゥルナーリアで4着。レーン騎手にとってもリベンジの舞台となりますね。
レーン 昨年のダービーでは、サートゥルナーリアというチャンスの大きな馬に乗せてもらいましたが、・・・
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