【エプソムC】ディープ産駒がまとめてくるレース 道悪ならヌレイエフの血が特注

2020年06月07日(日) 18:00

 19年はディープインパクトと同じウインドインハーヘア牝系のレイエンダが勝ち、ディープインパクト産駒サラキアが2着。18年はディープ産駒のサトノアーサーが勝ちグリュイエールが3着。15年はエイシンヒカリ、サトノアラジン、ディサイファとディープ産駒が1〜3着独占。

 ディープがくるときはまとめてくるレースだ。重馬場で行われた18年は、サトノアーサー、ハクサンルドルフ、グリュイエールと母系にヌレイエフの血を引く馬が1〜3着を独占している。(解説:望田潤)

アイスストーム

母母ストームソングは北米2歳女王で、孫にオーダーオブセントジョージ、ミッドサマーフェア、スプリングシーズンなどが出る。父ストーミングホームはサドンストーム=ティーハーフ兄弟やマコトブリジャールの父。母父がロベルト系レッドランサムなのでマコトブリジャール(母父ブライアンズタイム)と似た配合だが、本馬のほうが脚長でナスキロ柔いストライドで走る。ベストコースで上がりがかかれば。

距離◎ スピード○ 底力○ コース◎

アンドラステ

母母ヴァレラはブレーメン牝馬大賞典(独G3・芝2200m)などの勝ち馬で、母父ダイナフォーマーはブライアンズタイムと7/8同血のロベルト系。母ヴァリディオルはノーザンダンサーの血を全く引かないので・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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