距離短縮組が強い函館スプリントS

2020年06月16日(火) 12:00

前走負けていても見限れない1400m組

 いまさら言うまでもなく、函館スプリントSは芝の1200m戦である。ただ、前走距離別成績を見ると、ちょっと意外な傾向を示している。

回収率向上大作戦

 上記の集計は前走芝レースのみを対象にした過去10年のデータ。実施される週は年度によって少しずつ変わっているが、1回函館開催に組まれていることは変わりない。

 これを見て分かるように、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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