2020年06月27日(土) 18:00
大活躍をつづける牝馬2頭か、それともまだ強くなる4歳サートゥルナーリアか、あるいは未知の魅力あふれるグローリーヴェイズか。買いたい馬が多すぎる。
宝塚記念が18頭立てで行われるのは、アドマイヤムーンが勝った2007年につづいて史上2回目になる(当初18頭の2010年は取り消しがあり17頭)。過去、阪神2200mで17頭以上の多頭数は計5回、勝ち馬は「3、6、3、8、8」番人気だった。
さんざん迷い、ベテラン6歳キセキ(父ルーラーシップ)の逆転に期待する。みんなが失速した不良馬場の2017年の菊花賞(この馬以外は上がり40秒台以上)を、底力で抜け出したあと、現在14連敗中。最近は父と同じようにスタート難が生じ、最後の粘り腰に欠ける。前走の天皇賞(春)3200mでは途中からハナに立ったものの、そこから息を入れたい中間の1000mをかかり気味に「60秒4」で飛ばしてしまい、残り1ハロンで失速した。
もうかつてのキセキではないように映るが、・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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