2020年07月12日(日) 18:00 20
16~18年はカシアス(父キンシャサノキセキ)、ラブミーファイン(母母父フジキセキ)、ウインジェルベーラ(母父フジキセキ)、モンドキャンノ(父キンシャサノキセキ)と、フジキセキの血を引く馬が必ず連対していたが、昨年はキンシャサノキセキ産駒レッドヴェイパーが1人気を裏切る5着。ビアンフェ、ブランボヌール、モンドキャンノの母父はサクラバクシンオー、カルリーノの母父はバクシンオー産駒ショウナンカンプと、この血を母系に引く馬もよく走っている。(解説:望田潤)
ディープエコロジー
タイセイドリームの姪で、母母モアザンベストはJRA4勝。牝祖ラグナセカはレイルバードS(米G2・ダ7F)3着。父クリーンエコロジーはJRA5勝と短距離で活躍した。父母ともに千代田牧場産のホームブレッドで、ディープインパクトとアンブライドルズソングとストームキャットを併せ持つ配合は・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo