2020年07月23日(木) 19:00
こんにちは、むねひろ よしたかです。
先週は3重賞が行われましたが、函館2歳Sのリンゴアメが10番人気(単勝47.3倍)・函館記念のアドマイヤジャスタが15番人気(単勝77.3倍)・中京記念のメイケイダイハードが18番人気(単勝163.0倍)と全てで大荒れ!!日曜日のWIN5も的中なしのキャリーオーバーとなり、4億6409万1040円が今週に繰り越されます。
これらの大波乱は、重い芝になったことが一番の原因として挙げられます。今年は日数的にも雨量的にも比較的雨がよく降り、競馬開催中も影響を大きく受けました。その損傷の影響があった最終週でした。時計が掛かると、それだけチャンスの芽が出てくる馬の数が増えます。これは覚えておきたい要素です。
夏競馬は一撃で大きく勝てる波乱が特に多く潜んでいます。その一発を、冷静に立ち回って狙って行きたいと思います。
今週26日(日曜日)に、ラジオNIKKEI第2放送の午前中の解説を担当します。配当妙味のある馬に特に注目してお伝え出来ればと考えています。
◆アイビスSD
ターゲット馬→ダイメイプリンセス
(c)netkeiba.com
2年前のこのレースを制しています。当時は、駿風S・韋駄天Sと勝っており、3戦3勝というこの舞台への適性の高さを見せ付けました。年齢を重ねて当時の強さはもうないかもしれませんが、それでも前走の韋駄天Sでは0.1秒差・『3』着とまだやれるところを証明しています。
また、やはりこの新潟千直がベスト条件であることを改めて示しました。2年前の53.8「良」はこのメンバーで最速の走破時計ではありますが、「稍重」「重」でも勝ち鞍があり年齢面・脚質面からも多少の道悪が加わった方がベターに映ります。開幕週の馬場レベルとはいえテンの攻防がかなり激しくなりそうなだけに、展開の恩恵には注目する価値を感じます。
ターゲット馬→ライオンボス
(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
昨年のこのレースの覇者。この舞台で5戦4勝。唯一の敗戦は3走前のルミエールオータムダッシュですが、そこでも僅かにクビ差。先着を許したレジーナフォルテとは4キロもの斤量差があっただけに、負けて強しの内容。この舞台に対する適性の高さは疑いようがありません。
前走の韋駄天Sは・・・
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棟広良隆
日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。 公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。
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