2020年08月16日(日) 18:00 16
1分7秒前半の高速決着も多いレースで、平坦芝向きの軽いスピード、ボールドルーラー、セクレタリアト≒サーゲイロード、プリンスリーギフト、この3血脈を重視したいレースだ。過去5年でいうと牡セン[2-2-2-35]牝[3-3-3-23]で、アイビスサマーダッシュほどではないが牝馬優勢。逃げた馬で馬券に絡んだ馬はおらず、かなりの前傾ラップになるので差し有利の傾向。ダイメイプリンセス(9人気1着)やバクシンテイオー(8人気1着)など高齢馬が穴になっている。(解説:望田潤)
カリオストロ
アミカブルナンバーやニードルポイントの甥で、3代母ヒシアマゾンはエリザベス女王杯などに勝った女傑。アドマイヤムーンやスリープレスナイトも出るケイティーズにさかのぼるファミリーだ。エイシンフラッシュ産駒はジェシーやコスモイグナーツなど馬群が苦手な逃げ馬が多いが、本馬は橘Sのように外目で揉まれなければ番手でもOK。1200の重賞でハナを切るのは難しいから、ここも外枠がほしい。
距離〇 スピード〇 底力◎ コース〇
ジョーカナチャン・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo