【関屋記念予想】左回り巧者が得意の季節に巻き返す

2020年08月15日(土) 18:00

逃げ先行馬の活躍も目立つ快速重賞

 JRAに年間27R組まれている芝1600mの重賞で、最近10年の平均勝ち時計が速いのは、ヴィクトリアマイル(5月の東京)の「1分31秒97」がトップ。次いで京成杯AH(9月の中山)、安田記念(6月の東京)、関屋記念(8月の新潟)の「1分32秒23」と続く。

 快速重賞を代表する関屋記念の流れの平均パターンは、前半800m「35秒00-46秒65」。後半800mの方が明らかに速く「45秒58-34秒06」。

 前半1000m通過平均は「58秒17」にとどまり、最後の直線約660mに集約される勝負になっている。高速決着ながらハイペースはめったになく、持続する切れ味か、一定の高速スピード能力が求められる。

 2019年、勝ったミッキーグローリーは・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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