2020年08月18日(火) 18:00
10番人気という低評価を覆して見事に勝利したアールスター。鞍上も重賞初制覇となった(写真提供:デイリースポーツ)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、3連単が137万4,190円の大波乱となった小倉記念を取り上げます。10、6、13番人気の1-3着馬には、それぞれどんな買い材料があったのか。今後の100万馬券的中を目指して、人気薄3頭に重い印を打ったプロ予想家3人の“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、展開派のMASA氏です。独自の「血統ペース理論」によって、[血統ペースを作り出す想定逃げ馬]にミスディレクションを選び、10番人気で勝利したアールスターを本命に抜擢しました。
「血統的なペース・流れ」がレースを支配し、このペース、流れに適合する馬たちによってレースが決するという革命的な理論が見事にハマり、複勝7.1倍を1万円的中させて7万円超の払戻しを獲得したのです。
展開を想定し逃げ馬を決めた時点で、なかば的中できていたといっても過言ではない
もうひとりは、馬場読みの99(つくも)氏です。最初に、「正直微妙なメンバーで買いたい馬がいない。人気馬は繰り上がりで人気になっている感あり、人気薄の馬は全盛期を過ぎた感ありで難しい」とレース全体を俯瞰します。
そして、上位人気馬の欠点を挙げつつ、辿り着いた結論は「中途半端な人気馬買うぐらいならワンチャンスに賭けて穴馬を」ということで、6番人気2着のサトノガーネットを本命に指名しました。
ドングリの背比べのようなメンバー構成なら、思い切った決断が必要なのかもしれない
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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