2020年08月23日(日) 18:00 20
過去5年でいうと、ナックビーナス(ウッドマン)、エポワス(ミスワキ)、ブランボヌール(アンブライドルド)、タワーオブロンドン(ミスワキ)、トーホウアマポーラ(アンブライドルド)と、「ミスタープロスペクター×バックパサー」の組み合わせの血を引く馬が必ず連対している。また夏の短距離路線らしくここも牝馬優勢で、昨年こそ牡馬のワンツーだったが、過去5年でいうと牡セン[2-3-1-44]連対率10%、牝[3-2-4-16]連対率20%。取り上げた5頭ではビリーバー(シーキングザゴールド)が「ミスプロ×バックパサー」を持つ牝馬だ。(解説:望田潤)
アスタールビー
母母チャペルコンサートはオークス2着。3代母リープフォージョイはオメノニ賞(伊G3・芝1000m)勝ち馬で、ここからユーキャンスマイルやムードインディゴが出る。ロードカナロア×ブライアンズタイムはロードラズライトと同じ。グロースタークとインリアリティのクロスだから、カナロア産駒でも短距離やダートに振れやすい配合だ。洋芝1200は合っているので、先行粘り込みなら食い下がれるか。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ダイアトニック・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo