2020年09月03日(木) 19:00
こんにちは、むねひろ よしたかです。
今週は小倉2歳S・札幌2歳Sと2歳重賞が2鞍。キャリアの浅いメンバー同士の戦いというのは、それに特化した狙い方があります。一般的に『人気馬に2つ不安要素があれば危険。穴馬に2つ買い要素があればGO』という考え方が私にとっては基準となっていますが、キャリアが少なければそれが1つで済むというものです。
まだ見えていない、分からない面が多いというのは人気馬・穴馬ともに共通しているので、そこを突いた馬券戦術が成り立つのです。このあたりも『ウマい馬券』の見解においての文章内容で注目してもらえればと思います。
先週の新潟2歳Sは出走馬11頭全馬の前走着順が『1』着でした。このような成績になるのも2歳戦ならではの特徴と言えます。
また、10月4日(日曜日)にフランスで行われる凱旋門賞の馬券発売が発表されました。現在のところ、日本馬ではディアドラが出走を表明しています。
◆新潟記念
ターゲット馬→カデナ
(c)netkeiba.com
京都2歳S・弥生賞とクラシックへの核になる重賞を2連勝していたエリートですが、3走前の小倉大賞典はそれ以来の約3年振りの勝ち星でした。「良」発表ながら、相当重い芝。それはメンバー中最速の上がりをマークしながら35.1秒止まりだったことからも分かります。追い込み一辺倒の脚質で、上がりを要する重い芝が合っていることは確かです。
しかし、続く大阪杯は強豪の揃ったGIの中での0.2秒差・『4』着と大健闘。上がりは33.5秒と優秀なものでした。また、昨年のこのレースでもメンバー中最速の上がり33.6秒を繰り出して0.3秒差・『3』着と馬券圏内に食い込んでいます。ポイントは、昨年よりも1キロ増の58キロのトップハンデです。5走前の天皇賞(秋)・前走の宝塚記念で背負って2.2秒差・『13』着、3.3秒差・『12』着と大敗を喫していますが、ここは相手関係に加えて前者は高過ぎるレベルの軽い芝、後者は空っ下手な道悪もありました。改めてここをこなせば。
ターゲット馬→ブラヴァス
OPクラスに昇級してきてのここ2戦、新潟大賞典で0.3秒差・『4』着、七夕賞で0.2秒差・『2』着と重賞でも十分通用するところを見せています。2走前は今回と同じこの新潟2000mが舞台でしたが、自身の上がりは35.0秒止まりからも分かるように低い馬場レベルでした。また、前走に至っては重い芝に更に道悪が加わる「重」というタフな馬場レベルの中での37.2秒と、完全なる持久力勝負での好走でした。
4・3走前の再度山特別・但馬Sでは上がり33.1・33.8秒と優秀な決め手を繰り出して連勝していますが、・・・
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棟広良隆
日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。 公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。
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