2020年09月08日(火) 18:00 25
昨年はトロワゼトワルが世界レコードでの逃げ切り勝ち(撮影:下野雄規)
4年連続プラス収支の馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として京成杯AHで渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます
京成杯AHは、中山開催のなかで前開催からの間隔が最も長くとれる開催の開幕週に行われる。
例年、軽い馬場コンディションで行われることが多く、速い時計も出やすい。昨年に関しては芝1600mの世界レコードの1分30秒3で決着。
この前にコースレコードが記録されたのは2012年の当レース。ただし、2012年の当時と昨年では、レースの決着パターンが真逆と言っていいほど異なる。
昨年はトロワゼトワルが前半3Fの通過が33.3秒、5Fの通過が55.4秒のハイペースながら、そのまま押しきって楽勝。
2012年は前半3Fの通過が34.0秒、5Fの通過が56.2秒。先行した馬は順当に失速し、勝ったのは二桁位置取りから追い込んできたレオアクティブだった。
最近の中山芝は芝と路盤の改良が進んでいることもあり、良好な状態で行われた場合には道中を速いペースで走った場合でも負荷がかかりづらい(スタミナの消費が小さい)ことを示している。
しかし、今年は、週末が土日ともに不安定な天気予報。今開催は路盤が・・・
馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価