2020年09月14日(月) 18:00
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにセントライト記念出走予定馬の中から5頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
ヴァルコス
栗東・友道康夫厩舎 牡3
▲9月9日撮影
500キロ前後のノヴェリスト産駒だが重苦しさが一切なく、シャープさがあり胴もゆったりとした造り。いかにもステイヤーといったタイプ。前後のバランスは整っているが、トモ周辺はこぢんまりとしており、まだまだ伸びしろを残している現状。休み明けらしい緩さはあるが、きつい性格がレースに向けば初戦から動ける。
ガロアクリーク
美浦・上原博之厩舎 牡3
胸前がガチッとしていて筋肉質。首が太く背中が詰まって短距離色を匂わせた春とはイメージが違い、腰の頼りなさもいくらか解消されている。ひと夏を越して馬体の進化は確実に感じ取れる。ただ皮膚が厚ぼったく腹目も下がって見えるので現状は余裕の残る造り。乗り出しが若干遅い感じがあるので、直前のケイコの加減には注目だ。
サトノフラッグ
美浦・国枝栄厩舎 牡3
首が太くガチッとした重厚感のあるディープインパクト産駒だが、春よりは・・・
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