2020年09月21日(月) 18:02 40
“復帰戦を迎えるジェネラーレウーノ”矢野英一調教師(C)netkeiba.com
2019年1月のGII・アメリカJCC(4着)後に右前浅屈腱炎を発症し、長らく戦列を離れていたジェネラーレウーノ(牡5、矢野英一厩舎)が、ついにGII・オールカマー(中山芝外2200m、27日)でターフに帰ってくる。重賞2勝を挙げているほか、皐月賞でも3着に好走するなど強さを見せる一方で、レース後には騎手から「まだ本気で走っていない」と評されたこともあるように、ひと筋縄ではいかないキャラクターの持ち主。復帰までのエピソードや今後への期待など、管理する矢野英一調教師(50)に話を聞きました。
(取材・文=東京スポーツ・藤井真俊)
※このインタビューは最小限の人数で短時間で行いました。
――最後に走った2019年のAJCC(4着)から約1年8か月…。ここまで長かったですね。
矢野英 本当ですね。ジェネラーレウーノ自身はもちろん、一生懸命に対応してくださったノーザンファーム早来のスタッフの皆さんにも感謝しています。
――ジェネラーレウーノはデビューから長く休んだことがなく健康なイメージをもっていました。
矢野英 そうですね。コンスタントに使わせてもらっていたので。しかし、もともと入厩当初から右前肢に張り感はあったんです。しっかりとケアをしながら付き合ってきたつもりでしたが、最終的には疲れが溜まっていたのかもしれません…。
――AJCC後に出た診断は右前浅屈腱炎。競走馬にとってナーバスな病気ですから、進退については悩まれたのではないですか。・・・
netkeiba特派員
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