【オールカマー予想】少頭数でペースや馬場がカギに

2020年09月25日(金) 18:00

カレンブーケドールをものさしにすると……

 フィエールマン回避、9頭立てとやや寂しい構成になったオールカマー。なるべく絞った点数で取りたいレースだ。

 カレンブーケドールはドバイ中止の影響を受け、休み明けでの参戦。1週前追い切りは正直いまひとつだったが今週はそれなりに動いた。

 馬も厩舎も休み明けで狙いたいタイプではないが、好位での競馬が選択肢になって持続力型というのは本来のこのレースには合うはずの適性。誰かが腹をくくって逃げてくれればその番手から勝ち負けに加われる。逆に、積極的に逃げる馬がおらずスローになると、なにかしらに決め手負けしての2、3着になることもありうる。

 ミッキースワローは天皇賞春以来のレース。オールカマーは前走GI組が強く、特に好走してきた馬が大きく崩れることは少ない。中山は良績があるし、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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