2020年09月29日(火) 18:00 4
5番人気で勝利したセンテリュオ。レースの流れを読んだ戸崎騎手がゴール前でキッチリ差し切った(写真提供:デイリースポーツ)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は少頭数ながら、全馬が別路線からの臨戦となったオールカマーを取り上げます。果たして、出走馬9頭中8頭が前走4着以内だった好調馬揃いの一戦を、どんなアプローチで攻略したのか。東西重賞をダブル的中させた、ふたりの予想家の“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、大井競馬公認予想士「ゲート・イン」の吉冨隆安氏の実走着順理論を継承するKヤマモト氏です。まずは、単純な能力比較から「今年は牝馬強い」と看破します。ただし、「宝塚記念を快勝したクロノジェネシスからの着差や昨年のジャパンC2着の走りからカレンブーケドールが最上位」としながらも、あくまでも目標は先と指摘。
代わって本命に推したのが、もう1頭の牝馬、5番人気優勝のセンテリュオでした。「前走のマーメイドSにおける0.1差の2着は評価できるし、4走前のラッキーライラックから0.3差の4着も悪くなく、牡馬相手にも互角に渡り合える」との評価でした。そして結果は、牝馬2頭を軸とした3連複28.3倍を◎→○→△で1,500円的中させたのです。予想結果はこちら「強い牝馬」に着目し、陣営の思惑を読んで打った◎が見事に奏功した
もうひとりは、偉大な南関東名門の場立ち予想士のDNAを持つビッグバン氏です。こちらは、前走の京都記念で「スタートで外にヨレ、接触して控えてブービーに付けながらも3角から徐々に進出。4角ではかなり外を回ったが、直線を向くと内から伸びて勝ち馬と2馬身半差2着」と、内容的に強い競馬を見せたカレンブーケドールの上積みに期待して本命に推します。
一方、センテリュオも前残りとなった前走のマーメイドSで、後方勢で最先着の2着となったことを重視して3番手の評価でした。結果は、▲→◎→○で3連単214.8倍を400円的中となりました。予想結果はこちら苦しい競馬でも2着を確保した内容を評価しての◎だったが、ゴール前で差されたのが惜しまれる
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