2020年11月02日(月) 18:01 38
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・加藤剛史トラックマンにアルゼンチン共和国杯出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・加藤剛史)
オーソリティ
美浦・木村哲也厩舎 牡3
▲10月28日撮影
骨折明けで菊花賞には間に合わず。急ピッチに乗り込まれるが馬格のあるタイプでもあり、腹のラインがボテッと映る。それでも春に比べると顔つきが大人びてキリッとした表情となり、尻も幅を増して前後のバランスが整いかなり馬体が完成されてきた。パーツが大きくしっかりとしており、伸びのあるフォームで東京の長丁場は向く。
サトノルークス
栗東・池江泰寿厩舎 牡4
▲10月28日撮影
血筋の良さが伺える上品なディープインパクト産駒。3歳時よりもドシッとした体つきで立ち姿も力強さがあふれている。復帰後2戦で結果は出ていないが、以前よりも成長した姿で首差し、背中にもゆとりが出て全体のバランスが良化。しっとりとした肌質と澄んだ目つきから体調が悪いとも思えず、変わり身があっても驚けない。
サンレイポケット
栗東・高橋義忠厩舎 牡5
▲10月29日撮影
首が長く少し顔は大きめだが、脚が長くて背中もゆったりと。毎日王冠以上に・・・
netkeiba取材班
相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。