【チャンピオンズC予想】国内無敗のクリソベリルがここも順当に抜け出せる

2020年12月05日(土) 18:00 49

相手には伏兵の台頭を考えたい

 昨年のチャンピオンズCを1分48秒5で制したクリソベリル(父ゴールドアリュール)。今年も出走する当時6歳のゴールドドリーム、5歳インティ、4歳チュウワウィザード以下を完封、というほどではないが、こちらはまだキャリア5戦の3歳馬、初の中京コースだった。インからこじ開けるように伸びて、自身の上がり35秒4。レースレコードの快走だった。

 今春遠征したサウジC(サウジアラビア)は負けたが、明らかに経験不足が敗因。「ダートの王者は負けて強くなる」とされる。ダート界では無敗のチャンピオンはめったに存在しない。強敵相手に厳しい競馬を経験することで、たくましくなる。

 今年は昨年より明らかに地力アップしている。例えば、昨年の大井ダート2000mのジャパンDダービーは稍重で2分06秒1(上がり37秒4)。そしてこの夏の帝王賞2000mは重馬場で2分05秒3(上がり36秒2)。11月のJBCクラシック2000mは稍重で2分02秒5(上がり36秒8)。どんどん時計を短縮し、ここ2戦はともに迫力の完勝。とくに前回など、先行したチュウワウィザード、マークして追い上げてきたオメガパフュームに存分にレースをさせ、相手の脚いろをみながら抜け出す余裕があった。

 今秋のGIは1番人気馬が目下7連勝は知られる。国内8戦8勝のクリソベリルには「1番人気馬8連勝」の記録がかかるが、その流れに乗って順当に抜け出せるはずだ。

 外枠15番は有利ではないが、もまれることなく、ライバルの出方を確認しつつスパートできるとみれば、必ずしも不利ではない。

 「人気馬-人気薄の伏兵」の組み合わせが目立って多いのが、レースの大きな特徴である点に注目して、人気上位のカフェファラオ、ゴールドドリーム、チュウワウィザード…などの能力を認めながらも、伏兵の台頭を考えたい。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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