2020年12月29日(火) 18:01 76
今年最後の週は2鞍に騎乗し、メディシスが14着、タガノウィリアムが3着。勝利には届きませんでしたが、最後まで渾身の騎乗でレースを沸かせてくれた小牧騎手。2020年最後の『太論』では、その2鞍を回顧するとともに、コロナ禍の特別な年末年始、そして来年の抱負を語ってくれました。今年を締めくくる太節、とくとご堪能あれ!(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──今年最後の週は、日曜日の阪神で2鞍に騎乗。8R(3歳上1勝クラス・ダ1800m)のタガノウィリアムは見せ場十分でしたね(2番人気3着)。
小牧 よう頑張ってくれたんやけどね。2着は欲しかった。最後に競り負けてしまったのが、すごく悔しかったわ。スムーズな競馬はできたけど、まだちょっと力んで走っているのと、今回は体も太かった。だから次はもっとよくなってきそうや。
──プラス12キロで502キロ。デビュー以来最高体重でしたね。
小牧 うん。中間にちょっとケガをしたみたいで。その影響やね。・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。