【中山金杯予想】注目ポイントはブルードメアサイアー

2021年01月04日(月) 18:00

強い遺伝力を誇る名牝系出身らしく母の父として大活躍

 年度が変わってみんな年齢が1歳加算された。ふつうはこれからまだ上昇の見込める4歳、5歳馬が主軸か。ただ過去10年、中山金杯で馬券に絡んだ計30頭のうち、6歳以上馬13頭は順に「11、2、4、5、8、5、1、1、4、10、2、6、11」番人気だった。

 1歳の加算で明らかに人気は下がる。つい1週間前まで5歳馬だったのに、今週から6歳になって急に能力が衰えるわけがない。たとえば、7歳表記になったテリトーリアル(父Teofiloテオフィロ)は、先週まで6歳。狙いたい馬なら評価を落とす必要はない。

 昨年の全日本のブルードメアサイアー(母の父)ランキングは、1位キングカメハメハ、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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