2021年02月14日(日) 18:00 11
今年は阪神芝内1400で行われる京都牝馬S。このコースの古馬重賞といえば阪神Cと阪急杯だが、20年阪神Cダノンファンタジー、20年阪急杯ベストアクター、19年阪神Cグランアレグリアと、目下ディープインパクト産駒が3連勝中。更にさかのぼってみても、ディープインパクト産駒は阪神芝1400の古馬重賞で[7-3-5-27]で、単複ベタ買いでプラスだった。データからはむしろ得意コースといえる。ただし稍重~不良では[0-1-2-11]と不振なので、あくまで良馬場での狙いとしておきたい。(解説:望田潤)
アフランシール
母ルシュクルはダコールの半姉でファルコンS3着。繁殖としても優秀で本馬の他にもブランボヌール、エントシャイデン、ビアンフェなどを産んでいる。その母アジアンミーティアはアンブライドルズソングの全妹で、ハーツクライとアンブライドルズソングはスワーヴリチャードなどが出たニックス。前進気勢が強く芝1400で3勝をあげているが、ナスペリオン的なストライドで走るので、開催2週目の阪神内回りで追い込めるかがポイント。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ギルデッドミラー
母タイタンクイーンは優秀な繁殖で、サンタイネスS(米G2・ダ6.5F)のレネーズタイタン、スカイラヴィルS(米G3・ダ6F)のファッションアラート、日本に輸入されてからもストロングタイタンと・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo