【阪急杯予想】堅くは決まらないと決め打つべき一戦!

2021年02月21日(日) 18:00


■阪急杯(GIII・阪神芝1400m内)フルゲート18頭

★3行でわかる! 阪急杯 攻略の糸口

1.波乱傾向の強さはかなりのもの。中穴〜大穴まで狙える。

2.内枠の内容は超優秀。ただしアタマ候補は外枠重視で!

3.差し優勢で前走最速上がり馬は◎。5〜6歳の穴馬も買い。

データ特注推奨馬

 ★インディチャンプ(2〜3着)

 かなり荒れる部類の重賞である阪急杯。いわゆる「順当決着」で終わったケースというのは、過去10年で一度たりともない。阪神芝1400m内というコース自体が波乱傾向で、しかもコースデータからは「内枠有利かつ外枠不利」との傾向がハッキリ。つまり、展開などの紛れが起こりやすい舞台なのである。

 こういった性格のレースだけに、今年も「ある程度は荒れる」という前提で馬券を買ったほうがいいはず。さすがに13番人気以下になると手を出せないが、中穴である4〜6番人気から大穴の10〜12番人気まで、コンスタントに上位へと食い込んできている。枠番については内枠重視の姿勢を推奨するが、レースデータでは「1着馬は外枠が多い」という傾向が見受けられる。

 外枠の勝率の高さと大きく関わっているのが、かなり「差し優勢」のコース&レースであること。けっこうスプリント色の強いラップが刻まれるのだが、意外にも先行勢優勢ではなく、中団待機組のほうが信頼度は高い。また、上がり最速馬がコースとレースの両方で素晴らしい成績を残しているのも、差し優勢の裏付けとなる。

 あとは、5〜6歳馬の内容が良好も高齢馬が侮れないことや、・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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