2021年02月28日(日) 18:00 22
ワンターンの大箱マイル戦で、桜にもオークスにも直結する最重要ステップ。過去5年で1人気は[3-1-1-0]、阪神JF勝ち馬は[3-0-1-0]。1人気が連を外した昨年も4人気と2人気の決着だから上位人気馬が強いレースだ。血統的には16~19年までシゲルピンクダイヤ、ラッキーライラック、ソウルスターリング、シンハライトと、サドラーズウェルズの血を引く馬が4年連続連対。昨年は阪神JF勝ち馬でサドラーズウェルズをもつレシステンシアが1人気に支持されたが3着だった。(解説:望田潤)
エリザベスタワー
母ターフドンナは独オークス(独G1・芝2200m)勝ち馬。叔母にリディアテシオ賞(伊G1・芝2000m)勝ちターフローズ(ロサギガンティアやスターオブペルシャの母)がいる。父キングマンは8戦7勝の欧州名マイラーで、母父ドイエンはキングジョージ勝ちのサドラー系。父を更に重厚にしたイメージでベスト距離は1800あたりか。エルフィンSは超スローの上がりのケイバで追い込めず。器は大きいが、マイルで高速馬場だと時計の限界はありそうだ。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
ストゥーティ
シンハライト、アダムスピーク、ミリッサなどの姪で、・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo