2021年04月26日(月) 18:01 74
▲父の背中を追いかけて、第一歩を踏み出した横山琉人騎手 (撮影:藤井真俊)
今年の新人騎手を、履歴書風のインタビューで紹介する「わたしの履歴書」。最終回を締めくくるのは美浦所属の横山琉人騎手です。
横山義行・元騎手の次男。平地と障害でそれぞれ100勝という史上5人目の偉業を遂げた父の姿に憧れてジョッキーを志しました。
4月10日の中山1Rをノアファンタジーで逃げ切って待望のJRA初勝利も達成。父の背中を追いかけて、第一歩を踏み出しました。
(取材・構成=東京スポーツ・藤井真俊)
▲JRA通算200勝を達成した父である横山義行・元騎手 (撮影:下野雄規)
▲ノアファンタジーとともに嬉しい初勝利! (撮影:武田明彦)
これといった特技はないですけど、卓球はまあまあ得意ですよ(笑)
スタッフの皆さんも優しい方ばかりで、厩舎の雰囲気もすごく明るいですね。とても働きやすい環境です。
▲横山琉人騎手が所属する厩舎の相沢郁調教師 (c)netkeiba.com
現役時代は落馬や怪我が多かったですが、それでも何度も復帰を果たした姿を見て本当に格好いいと思っていました。
平地、障害でそれぞれ100勝したほか、障害リーディング、J・GI制覇などすごい記録を残しましたが、自分もそれを上回るくらいの記録を残せるように頑張ります。
お父さんの姿を見て、騎手という職業の華やかさだけでなく、危険や厳しさもよく理解しています。
周りの同期が先にたくさん勝ったとしても、決して慌てずひと鞍ひと鞍を大切にして、今のまま真っすぐ伸びていってくれればと思っています。
netkeibaライター
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