2021年06月16日(水) 18:00 26
6月16日の栗東は雨。前日の夕方にはバケツをひっくり返したような雨が降っており、ようやく梅雨らしい天気になりました。調教時間中もずっと雨が降っており、朝一番と後半の時間帯では、ウッドチップの状態がかなり違ったと思います。
このあたりは調教で予想する際に、時間帯を注意してくださいね、と言いたいところですが、それができないんですよね。
ですので、自分が把握している範囲では、ウマい馬券などのコラムでしっかり明記しておこうと思います。
これが自動計測になると、坂路と同じように追い切った時間が表記されるはず。ストップウオッチを押す身として、少し寂しくなりますが、馬券を買う方の情報が正確になることを思えば、これがベストですよね。
今週から阪神開催になりますが、どうやら土曜日が雨で日曜日は回復傾向。ただ、雨の降り具合では、重たい芝になることも予想されるだけに、牝馬のハンデ重賞。やっぱり波乱を期待したくなりますよね。
【ユニコーンS/レディバグ】
牝馬ではありますが、兵庫ジュニアGPでは重賞連対を果たし、ヒヤシンスS3着、青竜S2着と東京ダート1600mでの好走経験もあり。ここで人気に推されて当然の実績かなと思いますが、気になるのが、今回の調整パターンです。
最終追い切りがCWでしたが、・・・
井内利彰
調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ