2021年07月20日(火) 18:01 79
今週の『太論』は、先週のレース回顧とユーザー質問3連発。小倉のダート1000mでは、必ず小牧騎手の馬券を買っているというファンの「攻略法は?」という質問に対し、長年意識しているというレースの肝を明かしてくれました。そのほか、カノヤザクラで2連覇を達成したアイビスSDの思い出、この夏オススメの映画情報も!(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──土曜日の最終レース(小倉12R・3歳上1勝クラス・ダ1000m)では、ウェーブメジャーがいい脚を見せましたね(6番人気5着)。
小牧 うん。脚は使ってくれたけど、もうひと伸びやったねぇ。もともと1000mは合うだろうと思ってた。ただ、もうひとつスタートダッシュがつかなかったような感じでね。
──左右の馬が速かったことも影響しましたね。
小牧 そうやねん。どっちも(斤量が)軽くて、右の馬(ムジック4着)は52キロ、左の馬(キャンユーキッス7着)は49キロやったからね。ただ、1000mが合うことはわかった。スタート次第ではもっとやれると思うよ。
──2戦目となったワールドパレスは10着(7月18日・小倉2R・2歳未勝利)。宣言通り、初戦の1400mから1800mに延ばしましたが。
小牧 ん~、なかなか脚を使わんね。乗り味のよさが、実戦で出てこない…。
──調教の時計は少しずつ詰まってきていますけどね。
小牧 そうやね。あとは、・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。