2021年07月27日(火) 12:00 44
函館でやるクイーンSにこんな方法を用いてよいのかは微妙、というかあかんかもしれないのだが、このレースでは「一度出た種牡馬の再出現」を狙いたいように思うのである。
競馬が能力と適性だとすると、かつてのサンデーサイレンスやいまのディープインパクトは能力のほうで好走馬を出してくる。一方で適性が好走馬を出してくる種牡馬もいるはず……というのが発想の始まりである。
このレースで・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。