2021年08月09日(月) 18:00 18
初めてジャパンダートダービーの5着以内馬がいない組み合わせで、ユニコーンSの5着以内馬も不出走だった。レース展開が読みにくく、難しい結果を予感させた。
内枠のレプンカムイ(父キズナ)が先手を主張したペースは、途中で落ち着いて前半1000m通過「61秒4」。ここ2年ほど速くなく、今年で13回の平均的な流れ。勝ち時計の「1分51秒3」もレパードSのちょうど標準の決着タイムだった。
1番人気のメイショウムラクモ(父ネオユニヴァース)は、揉まれない外枠を引いたのがプラスなら、デキの良さも際立っていた。ペースの落ち着きかけた1コーナーすぎで注文通り好位の外につけ、そこからは終始スムーズ。
前半1000m通過のペースが思われたより速くないので・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。