2021年08月10日(火) 18:00
前走平安Sでの13着大敗から巻返し11人気3着に激走したロードブレス(撮影:高橋正和)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、夏の古馬ダート重賞・エルムSを取りあげます。上位1〜3人気が馬券圏外となった波乱の一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、馬場・枠・展開を軸にした王道予想のTARO氏です。「メンバーが揃ったが一長一短の混戦模様」と読み、敢然と11人気3着のロードブレスに本命を打ちます。前走の平安ステークスでの13着大敗は、「道中外々を回らされた上に掛かってしまいまったくの参考外」と断定。さらに、「もともと新潟でオープンを勝ち上がり、交流重賞を勝ったように小回り向きの立ち回り型で、函館ダ1700mは合う」と適性を評価します。
また、「2走前のアンタレスSは、テーオーケインズ&ヒストリーメイカーに続く3着」だったことを挙げ、今回のメンバーに入っても遜色ない能力の持ち主と分析。「人気急落のココは絶好の狙いどころ」と強く推したのです。
もうひとりは、「PHS(儲かる馬スコア)」を用いる本多久秀氏です。PHSとはProfitable Horse Scoreの略で、利益性の高い馬をデータマイニングにより算出したうえで、複数のアナログ的要素を加えてスコアを修正し、既存のAI予想にプラスアルファのエッセンスを織り交ぜたもの。PHSの数値が100を超えた馬が、「買い続ければ100%以上の回収率の馬」、つまり「儲かる馬」ということになります。
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ウマい予想家
高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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