【新潟記念予想】新潟のハンデ戦に潜む怖い記録の背景

2021年09月04日(土) 18:00 34

福島のハンデ戦の七夕賞との違いは

 ハンデ戦の新潟記念には怖い記録がある。左外回り2000mになって過去20年、57キロ以上を背負った馬は【3-3-6-47】。連対率は約1割。中でも、今年は3頭出走する57.5キロ以上での連対馬は20年間で2頭だけ。【1-1-2-25】で連対率.069にとどまる。

 同じハンデ戦で、同じようなレベルの馬が出走する7月の福島の七夕賞2000mは最近20回(中山の11年は除く)、57キロ以上馬は57頭出走して【12-6-3-36】。連対率は3割強。57.5キロ以上の重いハンデ馬の連対も6頭を数える。

 なぜこんなに差があるのか。勢力図の変動期(世代交代)であることも関係するが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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