2021年10月05日(火) 18:02
▲ミルコ騎手、京都大賞典への意気込みを語ります (C)netkeiba.com
今週の京都大賞典で、約1年ぶりにアリストテレスとコンビを組むミルコ騎手。「めっちゃうれしい!」と喜びを明かしつつ、同馬の競馬について語りました。
また先日も当コラムで話題となったロードバイクについて、ユーザーから質問も。ルメール騎手と一緒に、週に何度か楽しんでいるそうです。
(取材・構成=森カオル)
※このインタビューは電話取材で行いました
──今週の京都大賞典では、アリストテレスに騎乗。昨年9月の小牧特別(1着)以来、約1年ぶりのコンビ復活となりますね。
ミルコ 戻ってきてくれて、めっちゃうれしい! この前(9月29日)、追い切りで久々に乗りました。宝塚記念以来だからまだちょっと太かったけど、けっこうしっかり追ったから、だいぶ絞れてくると思う。今週の調教も僕が乗る予定です。
──去年の夏に調教に乗った際には、左耳を絞って、モタれて大変だったというお話もありましたが、そのあたりは大人になっていた?
ミルコ だいぶ大人になってたよ。真面目に走ってました。オールカマーでは久々にグローリーヴェイズ(3着)に乗ることができて、京都大賞典ではアリストテレスが戻ってきて。3月の金鯱賞では久しぶりにキセキ(5着)にも乗れたし、こうやってまた頼んでもらえるのはとってもうれしいですね。本当にありがたい。
一緒に頑張ってきた馬に乗れなくなるのは、すごく悲しいです。アドマイヤマーズ、ラヴズオンリーユー……悲しいこともいっぱいあった。だからこそ、グローリーヴェイズは絶対に結果を出したかったんだけど…。
──グローリーヴェイズは、2019年の京都大賞典(6着)以来、約2年ぶりのコンビでしたね。結果は3着ではありましたが、ミルコ騎手とはとっても相性のいい馬で(勝率50%、連対率66.7%、複勝率83.3%)。
ミルコ そう! 大好きな馬です。だから、オールカマーはめっちゃ悔しかった。レイパパレを負かして、一瞬「よし、勝てる!」と思ったのに。アリストテレスでは、絶対に結果を出したい。・・・
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
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