2021年10月05日(火) 18:00 19
昨年はサリオスが3馬身差をつけ圧勝(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
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今週開幕する東京開催は夏を挟み、前開催から最も長く間隔が取れる開催。中間には芝の張り替えも行われ、1年を通して最も良好な路盤の状態での開催だ。
特に近年の東京芝は絶好の路盤の状態がキープされやすくなってきており、今春もダービーではレコードを更新。馬場管理技術が向上してグリップが利いていて、尚且つクッション性の高い路盤が作られるためだ。
硬い状態に造られた路盤では開催が進んだり、雨の影響などにより傷みが進みやすいが、近年の東京芝や最近では阪神の芝などは速い時計が出ていても路盤は硬いわけではない。
古い馬場格言であるカタい馬場だから時計が出るのではなく「クッション性が良い」ことによって速い時計が出る。この馬場の造りの場合は、直線で速い上がりも出しやすい。古い馬券格言の高速馬場は先行有利も間違っているわけだ(新時代の馬場の詳細は単行本「馬場を読んで馬券で勝つ方法」を見てほしい)。
2019年以降、・・・
馬場虎太郎
トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価