2021年10月31日(日) 18:00 11
東京芝1400で行われるおなじみの2歳重賞。近年はモントライゼ、タイセイビジョン、モンドキャンノ、ビアンフェ、レーヌミノル、カルリーノと、ノーザンテーストの血を引く馬の好走が目立つ。またモントライゼ、ファンタジスト、ビアンフェ、アサクサゲンキと、ストームキャット~ストームバードの血を引く馬も上位を賑わせる。取り上げた5頭ではコラリンとシゲルファンノユメがノーザンテーストを、ヴィアドロローサとベルウッドブラボーがストームキャットの血をもつ。(解説:望田潤)
ヴィアドロローサ
ブロードストリートの甥で、イトコのサトノウィザードとは父ロードカナロアも同じなので3/4同血の間柄。牝祖フィディラからはドバイデスティネイション、リブレティスト、アグネスワールド、ヒシアケボノなどが出る。ロードカナロア×ディープインパクトはファンタジスト、アドマイヤハダル、・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo