2021年11月09日(火) 18:00 7
ハナ差の接戦を制したメイショウハリオ
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回は、今後のダート界の行方を左右するみやこSを取りあげます。5、6、10人気で決着した波乱の一戦を、はたしてどんなアプローチで攻略したのか。その“頭脳”に迫ります!
最初に紹介するのは、「唯一無二の馬券戦略」を誇る久米島ブルー氏です。まずは舞台となる阪神ダートについて、「良馬場の力の要る馬場で時計が掛かる状況が続いている」と分析。さらに、「徹底先行馬不在も多頭数の古馬重賞ならそれなりのペース」を想定し、パワーダート消耗戦への適性を重視します。
そこで本命には、「近走充実著しい」5人気1着のメイショウハリオを指名。オープンへの昇級初戦となった前々走で「福島1700mで大外をブン回す競馬で2着」だった内容を評価しつつ、前走も4角9番手ながら「これまでよりも前目のポジション」だった点に着目し、初重賞挑戦での好走を見抜きました。
さらに対抗にも、「前走エルムSは58キロを背負いながらも11番人気の低評価を覆す3着」だった6人気2着のロードブレスを推します。
すると結果は◎→○での決着となり、単勝13.0倍を3,000円、ワイド16.4倍を1,000円、3連複667.7倍を100円とトリプル的中に成功! 12万円超の払戻金獲得となりました。
予想結果はこちら。もうひとりは、“南関競馬のレジェンド場立ち”吉冨隆安氏です。
こちらは一転、前2走とも二桁着順の7歳馬、10人気3着のアナザートゥルースに敢然と本命を打ちます。根拠は、4走前の東海Sでの2着。「ペースや通った距離を考えれば実走先着していた計算となる」と自慢の実走着差理論に殉じ、ファンが作りだしたオッズを凌駕するのです。
そして馬券は、本命馬から3頭に絞って的中。残念ながら馬連には届きませんでしたが、メイショウハリオとのワイド63.7倍を1,000円的中させたのです。
予想結果はこちら。