2021年12月21日(火) 18:01 72
先週は、約8カ月ぶりの実戦となったキーフラッシュで6着。道中で一度ズブくなるというこの馬ならではの癖を見せながらも、最後まで簡単には止まらず、小牧騎手も「次につながる競馬はできた」と手応えを得た様子。さて、今週スタンバイしているのは、前走8着から巻き返しを期すキタノインディ。今年の開催もあと3日間。勝利で2021年を締めくくるべく、改めてこの馬のポテンシャルを語ってくれました。(取材・文:不破由妃子)
※このインタビューは電話取材で実施しました。
──長期休養明けだったキーフラッシュは6着(12月19日・中京11R・三河S)。もともと使いつつのタイプですが、今回はブランクをあまり感じさせない走りでしたね。
小牧 そうやね。休み明けとしてはいいレースだったと思います。最後は止まってしまったけど、それこそ休み明けのぶん。次はもっと辛抱できると思うし、次につながる競馬はできたんじゃないかな。
──相変わらずではありますが、・・・
小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。