2022年01月08日(土) 12:00
新年明けましておめでとうございます。今年もテレビ東京「ウイニング競馬」と、3月末までではありますが、当コラムをよろしくお願いします。
さて私、年末は中山大障害と有馬記念を2年ぶりに競馬場で実況。ホープフルSの中継では勝利騎手とヤングジョッキーズシリーズの優勝騎手のインタビュワーを担当しました。
ホープフルSを勝ってGI年間5勝を挙げた横山武史騎手が輝いて見えたのは当然として、ヤングジョッキーズシリーズのチャンピオンとなった佐賀の飛田愛斗(ひだまなと)騎手もカッコよかったですよ。
「ウイニング競馬」内でコーナーを設けて出演してもらったのですが、番組名にはなじみがなかったようです。まぁそれもそのはず。ふつう、土曜日は佐賀競馬の開催がありますからね。
個人的にうれしかったのは、「NARグランプリの司会をしてきた矢野です」と自己紹介すると、「あぁ、声に聞き覚えがあります」と言ってくれたこと。60過ぎのオジサンがその一言で喜んじゃうなんてどうかとは思いますが、ちょっといい気分になりました。飛田騎手、なお一層の活躍を期待しています!
そのほか、年末年始はいつものように“ばんえい競馬ざんまい”。12月29日と1月3日は楽天競馬の「ゆるゆるばんば」、1月2日はラジオNIKKEIの「帯広記念実況中継」に出演しました。ソコソコ予想が当たってよかったですが、こちらはなんと言っても馬券がよく売れたのがうれしかったですね。
12月30日は史上最高となる7億円超え。正月は2日が6億円、3、4日が5億円超えと連日好調でした。ご購入いただいたみなさん、ありがとうございます! 引き続きよろしく!!
さて、このところ年始めの恒例としてきた日本ダービー予想。最終回になる今年はビシッと当てたいところですが、まぁそうカンタンにはいかないでしょうね。
2012年から去年まで、10年間のダービー馬は、ディープインパクトの仔が7頭で4連勝中。あとはキングカメハメハ産駒2頭とハーツクライの仔が1頭となっています。
そして、10頭すべてが2歳時に少なくとも1勝を挙げている馬でした。今年もその3頭の種牡馬産駒の中からダービー馬が誕生すると考えて、去年勝っている馬の中から、何頭か候補馬を探してみました。
ハーツクライ産駒のドウデュース、ディープインパクト産駒のキラーアビリティの両GI馬はあまりにもまともすぎますよね。
それなら、まだ1勝しかしていない馬を推したほうがおもしろいかも。ディープの仔・ロードレゼル、キンカメの仔・ダンテスヴュー、ハーツクライの仔・ダノンベルーガあたりはいかがでしょう?
それにしても、これが当たったら、どこで自慢すればいいんですかね(どうせ当たらないから心配いらないか)?
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矢野吉彦
テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。
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