2022年02月08日(火) 18:02
様々な国で活躍してきたミルコ騎手に、ファンから気になる質問!(撮影:高橋正和)
今週のテーマはユーザー質問です。母国のイタリアはもちろん、若い時から様々な国で騎乗してきたミルコ騎手。異国での活動には、言葉をマスターすることが必須です。そんなミルコ騎手は、いったい何カ国語を話せるのでしょうか? もうほぼ完璧に見える日本語も、さらに進化しているようで…?
(取材・構成=森カオル)
ミルコ イタリア人は、とにかく喋りたい(笑)。だから、どこの国に行っても一生懸命、その国の言葉を覚えます。僕が今、喋れるのは、スペイン語、フランス語、英語、日本語……、あと関西弁(笑)。
──ミルコ騎手の流暢な関西弁には、いつも感心させられます(笑)。
ミルコ おおきに! スペイン語はね、もともとイタリア語にとっても近いんだけど、僕のお父さんとお母さんが生まれたサルディーニャ島の言葉は、さらにスペイン語に似てる。昔々、サルディーニャ島にはスペイン人がたくさん住んでいたから、けっこうスペイン語が残ってますね。だから、スペイン語は覚えやすかったし、すぐに喋れるようになった。
英語は、学校でももちろん授業があったけど、若い頃にアメリカやイングランドに行ったことが大きいかな。現地に行ったことで、だいぶ喋れるようになった。でも、短期免許で初めて日本にきた頃は、まだそこまで英語は喋れなかったよ。
──そこからも勉強を続けられた?
ミルコ そうです。英語はどこの国に行っても大事だから、ずーっと勉強してた。英語圏の友達とはずっと英語で喋るようにしていたし、最初はクリストフ(・ルメール騎手)とも英語で喋ってましたね。
──フランス語はいつ覚えたのですか?・・・
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
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