【ユーザー質問】 冬場の減量は超過酷… それでも52キロのエイシンチラーに騎乗した理由

2022年02月15日(火) 18:02

「Road to No.1」

▲過酷な減量の中エイシンチラーで勝利したミルコ騎手(撮影:下野雄規)

今週はユーザー質問を2つピックアップ。年明けの3日間開催で、52キロのエイシンチラーに騎乗したミルコ騎手。「汗をかかない季節なので、減量が大変だったのでは?」という質問に、「ああ、ちょっと話が長くなりますね 笑」と意味深な様子。つらい思いをしてでも乗ろうと思った理由とは?

(取材・構成=森カオル)

Q「毎週コラムを楽しみにしています! 年明け早々、エイシンチラーに騎乗して52キロで勝ったのを見て、汗をかかない季節なので、減量が大変だったのではないかなぁと思いました。もしそうだとしたら、エイシンチラーはつらい思いをしてでも乗りたい馬ということですか?」(まるまるまるこさん)

ミルコ ああ、ちょっと話が長くなりますね(笑)。金杯の前の週、1月の2日か3日だったかな、エイシンチラーのオファーをもらいました。ハンデ戦で52キロ……もちろんエイシンチラーには乗りたいけど、やっぱ冬の52キロはかなり厳しいですね。だから、エージェントとも最初は「無理かな」って話していました。エイシンチラーには去年の福島でも52キロで乗りに行って、めっちゃしんどかったからね(苦笑)。

「Road to No.1」

▲昨年の福島でエイシンチラーに騎乗したミルコ騎手(撮影:小金井邦祥)

──それが一転して乗ることになったのはどういった経緯があったのですか?・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

質問募集

このコラムでは、ユーザーからの質問を募集しております。
あなたからコラムニストへの「ぜひ聞きたい!」という質問をお待ちしております。

ミルコ・デムーロ

1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。

関連情報

新着コラム

コラムを探す