2022年03月03日(木) 19:00 14
こんにちは、むねひろよしたかです。
先週土曜日(26日)に行われた『サウジCデー』。日本馬が何と4勝を挙げる快挙を目の当たりにしました!その全ての手綱を取ったのがルメール騎手。同騎手の無双振りに驚く多くのコメントを、SNS上でも沢山見ました。
ただ、それ以上に注目してもらいたいのが馬場です。オーソリティは芝2100mを2:06.72・ソングラインは芝1351mを1:18.00・ステイフーリッシュは芝3000mを3:06.08。芝はかなり時計が早く出る状態となっているのが、この数字から分かります。
時計勝負の「軽い芝」となると、日本馬は世界トップレベルの力を発揮することが出来るということの証明でした。一方、凱旋門賞をはじめとするヨーロッパの大レースで結果が出難いのは、その舞台が「重い芝」だからです。「重い芝」に関しては、まだ日本よりもヨーロッパの方がレベルは上ということです。
また、ダ1200mでダンシングプリンスが勝利し、敗れたとはいえセキフウ・コンシリエーレが『2』・『3』着と好走。このサウジダービーの勝ち馬であるパインハーストは、アメリカのG1馬です。海外ダートの本場の実績馬相手に日本馬が好勝負を演じることが出来るようになっているのは、大きな進歩と捉えて良いでしょう。
競馬サークルにとって別れと出会いの時季です。先週で藤沢和雄調教師をはじめ7名が引退。今週からは5名が新規開業します。(栗東)中村直也氏・(美浦)蛯名正義氏・嘉藤貴行氏・西田雄一郎氏・堀内岳志氏と、元ジョッキーが3名もいます。ただ、私が最も注目しているのは・・・