【弥生賞予想】避けられない波乱ムード

2022年03月05日(土) 18:00

きわめて流動的な勢力図が続く牡馬クラシック路線

 牡馬の「皐月賞→日本ダービー」と続く路線は今年、きわめて流動的な勢力図が続いている。有力候補ほどキャリア不足、また休み明けの心配があり、まだ出否未定馬も、路線未定馬も少なくない。

 弥生賞は人気のドウデュース、インダストリアが初距離。弥生賞組からはもう11年間も皐月賞馬は誕生していない。皐月賞の有力候補が出現して欲しいレースだが、波乱ムードは避けられない。

 弥生賞は、優先出走権がかかっているので慎重な陣営が多い。冒険していいレースではないから、前走で先行した馬がまた行くとは限らない。スローになる可能性がある。ゆるいペース歓迎は先行馬だけではない。スローの方が切れの生きる伏兵もいる。

 12月の中山2000mのホープフルSは・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

関連情報

新着コラム

コラムを探す