2022年03月06日(日) 18:00
ここ5年の連対馬10頭で、4角で5番手より前にいたのはヨカヨカとヤマカツマーメイドだけ。勝ち馬の4角順位は7、10、10、7、14。平均ラップは33.8-11.7-35.7。短距離で賞金を稼いできた馬が集って前傾ラップになりやすく、ハッキリ差し追い込み優勢な傾向だ。シゲルピンクルビー(父モーリス)、ヤマカツマーメイド(母父グラスワンダー)、ナイントゥファイブ(父スクリーンヒーロー)と、最近はグラスワンダーの血を引く馬が好走しており穴にもなっている。昨年はダンジグの血を引く馬のワンツースリーでもあった。(解説:望田潤)
アネゴハダ
ストローハットやマルカソレイユの姪で、母母ウォートルベリーはジャンロマネ賞(仏G2・芝2000m)勝ち馬。母父ウォーエンブレムはケンタッキーダービー馬。父キズナはディープ産駒のダービー馬で、ディープボンドなど牡の活躍馬もいるが、アカイイトやソングラインなど牝がよく走っている。ストームキャットとブラッシンググルームとヌレイエフが強いマイラーで、機動力があるし好位差し安定駆けタイプだ。ここも上位をうかがう。
距離○ スピード○ 底力◎ コース◎
スリーパーダ
シンハライト、リラヴァティ、アダムスピーク、ミリッサなどの下で、ガルヴィハーラ、ディーパワンサ、アヌラーダプラの叔母。母シンハリーズはデルマーオークス(米G1・芝9F)勝ち馬。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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