【スプリングS予想】前走完敗した馬も少なくない今年は難解

2022年03月19日(土) 18:00

確実に成長している馬の最終ステップ

 近年、「皐月賞→日本ダービー」に挑戦のスケジュールは大きく変化し、活力の消耗を避ける手法が多くなった。過去10年の皐月賞で連対した20頭には「2月の共同通信杯、12月のホープフルSなど」直前には出走していない馬が「9頭」もいる。

 一方、「3月の弥生賞、スプリングSなど」に出走して出走権を獲得、あるいは上昇カーブに乗って皐月賞で連対した馬も「11頭」いる。個性や、最鍛錬して仕上げる育成施設が関係するので、スケジュールの優劣の問題ではない。

 しかし、今年のスプリングSは難解。重賞勝ち馬がいないのは珍しくないが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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