【大阪杯予想】大阪杯は雨が降るか降らないかでトラックバイアスは真逆

2022年03月29日(火) 18:00

馬場虎太郎

26日に稍重の馬場で勝利を上げたピースオブエイト(写真左)(c)netkeiba.com

馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家として大阪杯で渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 先週、土曜の阪神芝は雨のなかでの開催。重めの馬場コンディション。前残りのトラックバイアス。

 3着内に好走した15頭のうち12頭が最初のコーナーを4番手以内で通過。逃げた馬は5レースのうち4レースで4番人気以下が3着内に好走。残りの1頭も7番人気で4着。最初のコーナーを5番手以降で通過して3着内に好走した3頭は3番人気以内の馬のみ。

 日曜は晴れて気温も上がったため、標準的な馬場コンディションに回復。脚質のバイアスも一変。差し馬が台頭した。

 最初のコーナーを4番手以内で通過して3着内に好走したのは5頭。勝ち馬は1頭も出ず。4番人気以下で3着内に好走した4頭はすべて最初のコーナーを7番手以降で通過しており、二桁位置取りが2勝。土曜とは真逆の傾向になった。

 阪神は昨年に引き続き非常に長い開催。既に14日間の開催を終えたが、芝の路盤の状態自体は引き続き良い。

 先週土曜のように雨のなかでの開催になってしまうと重めの馬場コンディションは避けられないが、日曜のように晴れれば馬場コンディションも回復し走りやすい状態になる。

 あいにく、今週日曜の阪神は雨の可能性が高い天気予報。

 芝は先週では土曜のような馬場コンディションになりそうで、・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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