【皐月賞予想】桜花賞とはうってかわり王道ローテ多数

2022年04月16日(土) 18:00

過去10年で5勝を誇る共同通信杯組から狙いたいのは…

 大接戦だった桜花賞を上回る計11頭の「重賞、Lレース」勝ち馬がいる。ただ、重賞2勝馬はいない。桜花賞の勝ち馬の直前レースは多岐にわたり、今年で7年連続して「異なるステップから…」となったが、皐月賞はそういう図式ではない。逆に集中してきた。

 過去10年の皐月賞馬の直前レースは、日本ダービーを大目標に、共同通信杯組が5頭。ホープフルS組が2頭。計7頭もが大きく間隔を空ける手法を取り、活力温存の日程を選んでいる。

 ただ、現体系になって過去75年、まだ勝ち馬のいないキャリア2戦だけのイクイノックス、ダノンベルーガには、仕上がりより、充電期間中の成長がつかみきれない難しさがある。また、主軸にするには極端な馬番を引いてしまった。

 出走スケジュールが変化した最近10年、共同通信杯を「1、2」着して皐月賞に直行した11頭の成績は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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