2022年05月05日(木) 12:00 42
昨年のNHKマイルCの前哨戦はいずれも前半から厳しいレースになった影響で、前半厳しいペースのマイル戦×道悪という条件が多く重なった事によりSadler's Wellsの血を持つ馬の出走がとても目立った。
・2021年NHKマイルC 前哨戦
これは父サンデーサイレンス系の繁栄、エピファネイアやモーリス、リオンディーズといった新種牡馬が軒並みSadler's Wellsの血をもつことも大きな要因の1つとなっている側面があるでしょう。
NHKマイルカップは古くからVice Regent-Deputy Minister-フレンチデピュティ-クロフネ、もしくは一昨年の勝ち馬ラウダシオンやギルデッドミラーの様なIn Reality、さらにはスピードある血統のStorm Cat・米国牝系が走るレース。
前半のペースが速くなり後半では末脚持続性が求められる事からSadler's Wellsの血が極端に適性外という事はありませんが、能力以上の結果を出すために求められる適性に対しては、血統のアンマッチ感が非常に大きかった。
結果的には・・・
メシ馬
1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。