2022年05月12日(木) 19:00 23
こんにちは、むねひろよしたかです。
先週からスタートした新潟開催。新潟は春・夏・秋と3度の開催がありますが、その全てが「野芝のみを使用された馬場レベル」となっています。年間を通して野芝のみというのは新潟しかありません。野芝のみしか使用しないので、新たな新芽の成長を促す為に行われる「芝焼き」も新潟競馬場でしか行われません。
洋芝がない状態なので、含水率が比較的低くなります。8日(日曜日)「ゴール前9.3%・4コーナー9.6%」と、この日に10%を下回ったのは3場の中で新潟だけでした。
気温が上がってくる季節になったことで、乾燥速度が上がります。芝だけでなくダートも3場全てで含水率が冬場よりも低めにはなっていますが、野芝のみの新潟が芝では最も乾燥の進んだ状態となります。
先週行われたアメリカのケンタッキーダービー(G1)(ダ2000m)は、19番人気のリッチストライクが驚きの勝利! 枠順が決まった後に1頭の取消が直前にあったことでの繰り上がり出走。流石に驚きの激走でした。
今年のドバイゴールデンシャヒーンを勝ったスイッツァランドは13番人気で単勝6070円。昨年は香港スプリントで9番人気のスカイフィールドが単勝3560円・凱旋門賞で13番人気のトルカータータッソが単勝1万1050円・ゴールデンシャヒーンで13番人気のゼンデンが単勝1万650円を付けています。ここ2年だけの日本で馬券発売があったレース限定でも、かなり多くの伏兵馬の優勝がありました。
海外のレースは日本よりも多頭数になる場合もあるので、「買い目の構築」というのも更に大切なファクターとなってきますが、日本の競馬同様に買い目がスマートにまとまった際(馬連・3連複2軸など)には、「総流し」が大きな破壊力を生むことに目を向けるべきです。
◆ヴィクトリアマイル
ターゲット馬→ソダシ
(c)netkeiba.com、撮影:高橋正和
前走のフェブラリーSで0.5秒差・『3』着と馬券圏内に食い込む好走を見せました。ダート2走目で結果を出しましたが、「重」という軽いダートが向いた可能性も大きく感じます。ダートはまだ眉唾に感じるだけに、今回芝に戻ってくることに関しては好材料と考えたいところです。また、・・・