2022年06月30日(木) 12:00 32
昨年のCBC賞は勝ち時計1:06.0のレコードでファストフォースが勝利。勝馬よりもその勝ち時計に注目が集まったレースとも言えるでしょう。それほどまでに高速馬場決着になった背景として、要因は大きく分けて2つ。
結論からお伝えすると、今年は昨年以上のレコードが出る可能性があります。
◆小倉芝の高速化のメカニズム
まずはじめに小倉芝の馬場高速化のメカニズムを分析していきましょう。ラップの影響を受けにくく馬場比較に用いやすい小倉芝1200mの勝ちタイムを基に分析していきます。
良馬場での勝ち時計1:07.5以下のレースは近10年で34R。その一覧をまとめたものが以下の表になっています。
上位は2013年、2018年、2021年が独占。
しかしながら2013年・2018年と2021年は高速化のメカニズムは大きく異なります。
2013年・2018年については・・・
メシ馬
1992年生まれ。祖父が馬主だったため幼い頃から競馬に触れる機会が多かったが、2013年の安田記念をハズしたことをきっかけに馬券の研究を始める。2016年から競馬予想家としての活動を開始し、同年9月に雑誌「競馬王」にて紙面デビュー。競馬魂(フジテレビ ONE TWO NEXT)への出演、ならびにDMMオンラインサロンにて「絶対に負けたくないから始める競馬サロン」を主宰。著書に「絶対に負けたくない!」シリーズなど。