2022年07月16日(土) 18:00 42
波乱を呼ぶことで知られる函館記念。波乱度が分かりやすいのは馬番連勝。函館記念に馬連が導入された1992年から通算30回。半数近い13回(43パーセント)が配当5ケタ以上の万馬券だった。馬連の万馬券発生率はレース全体の約1割とされるので、その4倍はすごい。
その13回に限ると、1番人気馬の連対は0。2番、3番人気馬の連対もわずか1回ずつ。函館記念の馬連の万馬券の場合、ありがちな人気馬と超人気薄の組み合わせは少なく、伏兵同士の組み合わせがほとんど。
ただ、10番人気以下の穴馬が12頭も連対してきたが、・・・
柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。