【キーンランドC予想】妙味度と陣営の思惑が一致するハイブリッド式「儲かる軸馬」を狙う!!/第95回

2022年08月27日(土) 12:00

今週勝負するのはサマースプリントシリーズ第5戦、キーンランドC。葵Sを完勝したウインマーベルに注目が集まりますが、抜群の安定感を誇るジュビリーヘッド、1200mで化けそうなトウシンマカオ、一昨年の覇者エイティーンガール、昨年の覇者レイハリアなど、決して楽な相手ではありません。ウインマーベルの父であるアイルハヴアナザーの妙味度解説を交えながら、予想していきます。

(取材・文・構成=オーパーツ・パブリッシング 編集K3)

過小評価されやすい種牡馬のパターンとは?

編集K3(以下、K3) 先週の札幌記念は「儲かる軸馬」のジャックドールが勝ちましたが、馬券はハズれてしまいました。

 パンサラッサを消していましたからね。

K3 でも、ソダシとの勝負には勝ちました。これで対戦成績は5勝4敗です。ただ、マイルに専念されたらやられる気しかしません……。

 マイルでも妙味度が高くはならないと思うので、ずっと買えないと思いますよ。

K3 まぁ、それがルールなので、しょうがないですね。

 はい、ルール通りにやりましょう。

K3 さて、今週はキーンランドCです。

 予想1番人気は葵Sを勝ったウインマーベルですね。

K3 昨年も同じローテーションでレイハリアが勝ちましたし、今年もスプリント重賞でナムラクレア、テイエムスパーダ、アネゴハダなどが活躍していますからね。3歳馬が人気になるのは当然ですよね。

 でも、3歳牡馬は意外と苦戦しているんですよね。重賞になった2006年以降だと、2016年のシュウジと2018年のダノンスマッシュが2着に来ただけで、あとは着外です。

K3 3歳馬ということだけで高評価するのは危ないってことですね。

 はい、1頭1頭妙味があるかどうかを見るべきです。というわけで、今回の妙味度解説は、ウインマーベルの父であるアイルハヴアナザーにしましょう。

K3 アナザートゥルース、オメガレインボーでかなりお世話になっているので、大好きな種牡馬です。

 電子書籍『中央競馬 妙味度名鑑2022』のアイルハヴアナザーのページはこのようになっています。

儲かる軸馬

K3 さすがですよね。僕はダート中距離ばかりで狙っているんですけど、「芝」も「短距離」も妙味度が高かったんですね。

 ウインマーベルの葵Sは「中京」「OP」「短縮」に該当していたので、妙味度が高いですよね。

K3 アイルハヴアナザー産駒って、なんでこんなに過小評価されるんでしょうね?

 中央の重賞は2勝しかしていないので地味な印象なんでしょうね。でも、2、3着は14回あって、そのうち13回が5番人気以下、4回が10番人気以下です。

K3 ちょっと前のキズナ産駒と同じような感じですね。

 GIを勝っていないけど2、3着が多いというのが、過小評価のひとつのパターンかもしれませんね。

K3 そんな過小評価されやすいアイルハヴアナザー産駒が初めて重賞で1番人気になったのが、ウインマーベルの葵Sでした。そして、キーンランドCも1番人気に推されるなら2回目です。今回は距離短縮ではないので、ちょっと下がるかもしれませんね?

 では、予想1〜5番人気の総合妙味度を見ていきましょう。・・・

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2007-2009年の3年間で、28億7000万円の馬券を購入し、払戻金30億1000万円を得たことで大阪国税局に告発され、単純無申告の罪で起訴された、俗にいう“外れ馬券裁判”の当事者。2004年に、高回収率を期待できる馬を抽出する独自の指数“卍指数”をもとに、パソコンで自動購入を行う錬金システムを構築。その後、2ちゃんねるの競馬板で豪快な馬券を当て続け、伝説となっていた。

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